元社内ニートが語る無敵の仕事観

日本全国にいる400万人の社内ニートを応援する元社内ニートです

日本中の社内ニートに観てもらいたい映画『Viva!公務員』

社内ニートになり始めた頃、「このままだと自分はいつかクビになってしまうかもしれない」、「働かないことで周囲にバカにされているかもしれない」と不安になり、眠れない日がよくありました。
そんな不安な時期を過ごしていた頃、ネットサーフィンをしている時に偶然であった映画がありました。


その映画はイタリアの映画『Viva!公務員』です。

Viva!公務員(字幕版)
Viva!公務員(字幕版)
Video On Demand


映画のストーリーはとてもシンプルで、ヒューマンドラマを交えつつ、
絶対に公務員を辞めたくない社内ニートの無能オジさん VS その無能オジさんを絶対に辞めさせたいリストラ担当者という大変タメになる内容です。劇中でリストラ担当者から嫌がらせで異動させられても異動先でクビにならないように主人公が上手く立ち回っていく姿は痛快そのものです。


仕事のしなさすぎでヤバくなって来たら休職制度を使って雇用を守ったりする姿は社内ニートをしていた頃の自分にとてもタメになり、強く勇気づける内容でした。その後の大異動をきっかけに主人公が大きく変わっていく姿も大変感動する内容でした。


1時間27分程度と短めの映画なので、在宅勤務中や会社帰りの電車で是非観てみてください!

僕が社内ニートになってからやっていた暇つぶし

僕が社内ニートになったのは、人事による無策な異動施策のせいでした。
当初は、社内の活性化を目的として始めていた異動施策が、いつの間にか異動すること自体が目的となってしまい、社員の経歴や特性、移動先の部署からのニーズを無視して行われた異動のせいで、人生が壊されかけてしまいました。(この無策な異動施策については、別記事でまとめていきたいと思います。)


異動した直後は、新しい部署で新人向け研修資料(新人が長い間来ていないため、取り付けて作った低品質でお粗末な資料)や過去案件の資料を見て勉強をしていましたが、勉強をしても結局、大した仕事は割り振られず、異動から2ヶ月後には完全な社内ニートになりました。


社内ニートになってからしばらくして、どうせならクビになるまで限界までサボり倒してやろうと思い、色々な暇つぶしをしました。サボりまくったりやりたい放題やって会社都合退職になれば、失業保険が自己都合退職よりも長く給費されるので、クビになってから日本一周でもしてやろうと考えていました。
他のブログでも紹介されているようなサボり術と自分のやってきた”工夫”を紹介していきます。


1.散歩する
文字通り別のフロアや会社の隣のビルに行ったり散歩をして時間を潰します。散歩をしつつ、サボれそうな場所を調べたりしていました。(非常階段の踊り場など)
自分は喫煙者ではありませんが、タバコを吸っている人ならタバコを買いに行っていた・空いている喫煙所を探していたとでも言っておけば良いので、社内ニートの間はタバコを吸えるようになろうか迷っていました。(自分は喘息なのでタバコを吸うと呼吸が出来なくなるので結局タバコは吸いませんでした。)
散歩は1、2時間ぐらい時間を潰せますが、社内の人間と他のビルであったりすると相当気まずいので、細心の注意を払う必要があります。
また、自分の上長と会ってしまった場合には、”何をしていた???”と確実に尋問されるため、言い訳を必ず言えるようにしておく必要があります。(自分の場合は、公共料金の払い込み表やATMの使用票を持っておいて、隣のビルに来ていた理由をそれっぽく説明できるようにしていました)


2.ネットサーフィン
主に巡回していたのはウィキペディアやまとめサイトです。旅行が趣味なので次の旅行で観光するところをじっくりウィキペディアで調べたあと、EVERNOTEに取りまとめたりしました。また、ウィキペディアは歴史の勉強をしたりもできるので、8時間を潰すのは容易でした。また、上長がいない間は資格の勉強サイトで次に取る資格の勉強をしたりしていました。それに飽きたらまとめサイトやニュースサイト、趣味の車のレビューサイトを見たりしていました。会社のPCにログが保存されて怒られる人もいましたが、そういった人は堂々とネットサーフィンをしすぎたせいであり、普通に仕事をしているフリをしていれば個別にログを調べられることはそこまで私の会社ではありませんでした。ノートPCを接続しているディスプレイにはどうでも良い社内の資料を写しておき、手元のノートパソコンの画面でネットサーフィンをしていればバレることはほぼありませんでした。


長くなったので続きは別の機会に取りまとめます^^;

社内ニートだった日々

今から遠い昔、学生時代に就活していた頃、1万円で買ったブカブカのリクルートスーツを着て下らない合同説明会や会社見学をするたびに思うことがありました。
それは、「働かないでお金が貰える方法はないのか」、「楽な仕事を9〜17時までやって定年まで逃げ切れる仕事はないのか」といういかに社会人になって楽をする方法でした。
しかしながら、そんな夢は社会人になって数年ばかりで叶ってしまいました。
そして、働かずにお金を貰うということは”想像以上の苦痛”を伴うことであることを知ったのでした。。。



会社に出勤するも業務が割り振られず、一日中Yahoo!ニュースを見たりWikipediaを見て時間を潰し、実質社内で失業状態になっている人々を世間では”社内ニート”と言うそうで、日本全国に400万人近い社内ニートがいるそうです。
かつての自分も社内ニートとなり、業務時間中に会社のパソコンでネットサーフィンをしたり、会社の近くを散歩したり、近くのコンビニで立ち読みをしたりして時間を潰していました。
今では、仕事がなかった部署を異動し、”社内就業”することができるようになりましたが、今でも社内ニートだった日々が夢に出て来たり、社内ニートだった時の影響で誰かに後ろ指を刺されているような被害妄想をしたりすることがあり、完全に立ち直れていない現状があります。


このブログは、かつての自分のように社内ニートになってしまい、無気力な毎日を送っている日本中の社内ニート達にエールを送りたいと思い、始めてみたブログです。


このブログを通して社内ニートから立ち直るためにやってきたこと、身につけてきたマインドを皆さんに共有できたら幸いです。